2012年4月 2日 (月)

宇宙戦艦ヤマト2199

設定=4(推定)

話 =5(推定)

作画=4

演出=4(推定)

キャラ=4(推定)

声優=4(仮)

 

ビッグタイトルのリメイクは、過去いくつもあったが、得てしてネームバリュー倒れに

なっていることが多かった。

その為か、リメイク物よりも続編物の方が成功率が高い様に思う。

そんな中で、この宇宙戦艦ヤマト2199である。

あの「宇宙戦艦ヤマト」を、TVシリーズでリメイクするという話しを聞いた時、

正直言ってあまり期待をしなかった。

 

今回、第1話の最初の10分をwebで見た。

また、昨日MXTVで放送された特番を見た。

そして思った。

 

「こいつはホンモノだ!」

 

過去のリメイク物は、オリジナルからかけ離れた内容になってしまって

いることが多いが、本作はかなり忠実に「ヤマト」を再現しようとしているようだ。

何も闇雲に旧作通りにしなければならないと言うつもりはないが、

わざわざ名作を持ってくるんだから、不用意な改造は改悪になりかねないだろう。

 

昨日の特番では、総監督の出渕裕が「旧作を尊重しつつも、現在の解釈に

合わない部分は変えるつもりだ」という趣旨の発言をしていた。

良い部分には手を入れて欲しくはないが、正直今の目からするとイマひとつと

いった内容の回もあったので、そういう話しは思い切って新作の話しに

差し替えても良いのではないかと思う。

(無論、出来が良いことが前提だが)

 

しかし、絶対に変えて欲しくない話しも、もちろん有る!

木星の浮遊大陸・冥王星・バラン星・七色星団などなど、枚挙に暇が無い。

設定画を見ると、デスラーとドメルは出てくるようなので、まずは一安心。

 

キャラクターに関してだが、原則は旧作のものを踏襲しているようだが、

古代と島については、少々味付けを変えているようだ。

旧作では、古代はコテコテの熱血漢で、大人びた島が古代の手綱を引くと

いった役回りだったが、本作では古代はかなり落ち着いた感じになっており、

島はかなり軽い感じになっているように思った。

前の画のままだったらかなり違和感があるだろうが、今回のキャラデザで

当ててみると、そこそこ合っているように感じた。

あとは、修正した古代と島でどういった話しを見せてくれるかが問題だな。

 

多少の不安要素はあるものの、ここまでオリジナルに真っ向勝負を挑んだ

作品はほとんどないので、今から全話を見るのが非常に楽しみである。

 

最後にオマケとして、個人的に大好きなシーンをひとつ。

七色星団の決戦を挑むドメルの許に、銀河の各戦線からハイデルン・

バーガー・クロイツ・ゲットーが、各々の空母で集結するくだりは、

何度見ても良い。(本作でも有るといいなぁ)

2012年3月12日 (月)

あの夏で待ってる

設定=3

話 =3(保留)

作画=4

演出=4

キャラ=3

声優=3

 

日常の中にポツンと非日常を落として、それにまつわる影響をワンプロットで

構成する形式の作品である。

長井龍雪監督作品としては「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」があるが、

この作品も本作の構成に酷似しているといえるだろう。

「あの花」の非日常はめんまだったが、本作ではイチカが異星人であるということで、

イチカが異星人であるという設定を除けば、フツーのラブストーリーとして

成立するだろう。

ワンプロット形式であるため、この設定が効いてくるのはおそらくラストの部分に

なるのだろうが、どこまで見せてくれるのか刮目したいところだ。

 

ワンプロットで仕掛けをラストに持ってきているので、そこまでの楽しみは

当然演出とキャラクターがメインになる。

演出についてだが、自主映画の製作という設定のためなのか、

なかなか気の利いたカメラワークなどもあり、かなり良い方だと思う。

また、作画レベルも比較的高い方なので、この点でも問題ないだろう。

 

そしてキャラクターについてだが、声優陣について述べねばなるまい。

イチカ役の戸松遥だが、この人は女・若者に関してはオールラウンダーだと

いうことができるだろう。

最初に認識したのは「ケメコデラックス」のエムエム役だったが、この役は

比較的フツーの役だったので、あまり強いインパクトは無かった。

しかしその後の役を見てみると、「GA芸術科アートデザインクラス」のキサラギ、

「猫神やおよろず」の繭、「べるぜバブ」の花澤由加、そして「モーレツ宇宙海賊」の

グリューエルと、全く違う役をこなしているのだ。

(キャラクターどころか声質まで違うぞ!)

正直、戸松のメインポジションがどこなのか、未だに判別できていないが、

まだまだ奥がありそうで今後が非常に楽しみである。

 

そして谷川柑菜役の石原夏織にも注目したい。

石原は、今期は「輪廻のラグランジェ」で主役の京乃まどか役を演っているが、

まだまだ若手なので演技力的に魅せるレベルまでは行っていないものの、

声質にクセがあり(あえて個性と言いたい)、今後の成長が期待できるだろう。

2012年3月 4日 (日)

ブラック☆ロックシューター

設定=(保留)

話 =(保留)

作画=3

演出=4

キャラ=4

声優=5

まだ3話までしか見ていないので、3話までの評価ってことで。

 

仕掛けが有るというのは判るが、その内容をほとんど見せてくれていないので、

現段階では何とも言いようが無い。ストーリーについても然り。

しかし、全体のトーンや、演出のレベルから推察して、多大な期待をしても

間違いは無いだろう。

 

そして、現段階でも、キャラと声優については、絶賛することができる。

 

花澤香菜の技量についてはもはや心配することは無いが、

配役によって合う・合わないはあると思う。

その点、本作の黒衣マトは花澤の旨みを存分に堪能することができると思う。

昨今の花澤は、過度に低い声や絶叫系の役を演じることがあるが、

マトぐらいの役が温度・高度ともにちょうど良い役だと思う。

 

そして小鳥遊ヨミを演じる沢城みゆきだが、この人は凄い以外の形容ができない。

女子供・女若者・女大人・男子供、ともすれば男若者すら演じることができるだろう。

そしてどれも「演じることができる」レベルじゃなくて、非常に上手いのだ。

(山寺宏一と沢城がいればルパン三世の全キャラを演じきれるのではないだろうか)

本作でも、沢城としては珍しい大人しい女若者を演じているが、

わざわざ沢城を持ってきているからには、なにかしらの思惑があるのではないかと、

推測しているのだがどうだろう。

とにかくこの人は常人の域を超えてしまっているので、その妙技を堪能しよう。

(まりあほりっくで自らを「ゴッド」と言っているので間違いないだろう!)

 

その他にも、阿澄佳奈・能登麻美子・喜多村英梨などの美味しい声優が出ており、

この点でも大満足だ。

(特に2話の喜多村の演技は文句無しに賞賛したい)

 

全8話ということらしいので、ストーリー的にどこまで作り込めるのか、

少々不安材料もあるが、ここまでの出来を考えれば大いに期待できるので、

これからの展開を楽しみにしたい。

2012年2月26日 (日)

妖狐×僕SS

設定=2

話 =2(仮)

作画=3

演出=4

キャラ=4

声優=3

 

設定的には、主人公の住むマンションの住人の日々のトラブルを描くといった

ごくありふれたものだといえよう。

また、ストーリー的にも特に凝った展開は無さそうだ。(今のところ)

というわけで、本作の見どころはメゾン・ド・章樫の住人キャラを

味わうということになる。

で、そのキャラクターについては、けっこう楽しむことができる。

 

まず、主人公の凛々蝶だが、典型的なツンデレキャラである。

が、そこに「寂しがり屋」という要素を加味することで、他者とは一線を画している。

 

次に御狐神双熾についてだが、中村悠一のこれまでのキャラは、意地悪・我侭系を

多く見てきたので、双熾のように線の細い優しい・静か系のキャラは非常に新鮮である。

 

そして個人的にぜひ推したいのが、雪小路野ばらだ。

いわゆる「変態レズ女」だが、この役を日笠陽子が演じるところに価値がある。

(変態レズ女といえば昨年は伊藤かな恵だったのだが)

日笠のメインポジションはやはりツンデレ系だが、リオ・レインボーゲートのリンダや

べるぜバブの藤崎梓などで、素っ頓狂な演技を見せてくれた。

本作ではこれまで培ってきた力を遺憾なく発揮して、男性に対してはとことん厳しく、

女性に対してはアブナイ域にイッてしまっているキャラを見事に演じきっている。

(今期の日笠は、男子高校生の日常の文学少女も要チェックだ!)

 

花澤香菜演じる髏々宮カルタにも触れておきたい。

花澤は最近いろいろな役をこなしており、重い・意地悪・我侭などかなりバラエティーに

富んだレパートリーを見せてくれる。

しかしやはり花澤の本領は、静か若しくは軽い系のキャラだと思うので、本作のカルタは

花澤の真価を存分に堪能できる。

(ブラックロックシューターの花澤もグッドだ!)

 

それと夏目残夏を演じる宮野真守も忘れてはならない。

宮野は、ポジションの近い櫻井孝宏と比べても声質は低い方だと思うのだが、

残夏は軽い・賢い・意地悪な役なので、過去に無いくらいのハイキーを出している。

宮野のメインポジションからはかけ離れた役だが、いろいろな役をこなして、

より一層腕を上げて頂きたいと思う。

 

余談だが、小人村ちのの風貌が唯そっくりだったり、豊崎愛生が演ってたり、

日笠がツンデレだったりと、けいおん!をおもいだすなぁ。

(けいおん!か… 何もかも皆、懐かしい)

2012年2月17日 (金)

シュタインズ・ゲート

設定=4

話 =4

作画=3

演出=5

キャラ=4

声優=3

 

最近、1クールで終わる作品が多い中で、2クールをしっかり使って

お話しをみせてくれる作品は、なかなか貴重である。

 

仕掛けとしては、映画「ターミネーター」にループ物を加えた感じと言えるが、

話しの流れと見せ方で、非常に上手く作っていると思う。

最初は、判りづらい設定とちっとも進まないストーリーのせいで、

切ろう(視聴を止める)かと思ったけど、2クールに入ってからの内容は、

予想を遥かに超えて楽しむことができた。

 

やはり本作で押さえておきたいのは、岡部倫太郎を熱演した

宮野真守の演技だろう。

スタート当初は、鳳凰院凶真としての少々過剰な演技のせいで、

宮野の演技力を見誤ってしまっていた。

それまでの宮野については、ガンダムOOの刹那とハガレンFAのリン・ヤオ

ぐらいしか認識がなかったので、本作においてもあまり期待しておらず、

「あぁ今回はちょっと毛並みがちがうなぁ」ぐらいの印象しかなかった。

しかし、宮野の真価は2クールにおいて発露したといえるだろう。

世界線を越える度にまゆりの死を体験させられて、徐々に絶望していくくだりの、

宮野の血を吐くような魂の演技は、手放しで賞賛してよいだろう。

この宮野の演技は、「ちはやふる」の真島太一でも存分に堪能することができる。

ぐっと押さえた感じで感情をモノローグする演技は、ホントに上手いなぁと思える。

 

あとは、花澤香菜や田村ゆかりなどが出ており、このへんはメインポジションで

演技しているので、安心して見ることができた。

 

変化球としては、漆原るかの小林ゆうの演技だろう。

小林ゆうは、普段重い系の女性や少年を演じることが多いが、

本作でも一応、美少年を演じていた。

しかし、これがどう見ても可憐な美少女にしか見えないってんで、

小林ゆうの意外な一面を堪能することができた。

 

今期は、というか最近は、薄い設定と薄いストーリーで、キャラを見せるばかりの

作品が多くなったが、本作のようにストーリーを楽しめる作品が少しでも

増えてくれればいいなぁと思う今日このごろ。

2012年2月14日 (火)

Aチャンネル

設定=2

話 =2

作画=3

演出=4

キャラ=4

声優=4

 

最近多く見受けられる、縦軸の話しの無いショートオムニバスは、

ギャグの場合はネタが評価の主な要素になるけど、本作のような

何気ない日常を描く作品では、キャラとその見せ方がキモになる。

 

原則、メインの4人が大半を占める作品なので、その4人の出来が

重要になるのだが、4人ともたいへん良い味を出している。

 

その中でも、悠木碧演じるトオルは必見のキャラだろう。

綾波レイから連綿と続く無感情キャラとは明らかに一線を画しており、

陰気系というよりは重い系に入ると思うのだが、意地悪・我侭的な要素は

ほとんど無い、といった非常に特異なキャラクターで、この難しい役どころを

悠木碧がみごとに演じている。

 

悠木は、最近は元気・軽い系が多くなってきており、この系統のキャラが

おそらく本領なのだろうと思われる。

(特にシンフォギアでその実力が遺憾なく発揮されている)

しかし、トオルのような重い系を演らせても非常に良い味を出してくれる。

 

それと、寿美菜子演じるユー子も、何気にイイ感じである。

最近の寿は、魔乳秘剣帳の千房やTIGER&BUNNYのブルーローズのような

気の強い役もこなすようになったが、やはり本領はユー子のような

軽い・優しい系のキャラだと思う。

そういった意味でも、このキャラは寿を堪能させてくれる。

 

それからぜひ触れておきたいのが、ユタカとミポリンのコンビである。

ちょっと踏み外した性格のユタカと、ツッコミ&ブレーキ役のミホの掛け合いは

たいへん楽しませてくれる。

そして、二人を演じる又吉愛と斎藤桃子だが、どちらも売れ線のキャラは少ないが、

味のある声なので今後の活躍を期待したい。

 

本作は、本当にフツーに終わっており、続きを作っても何の支障もないので、

ぜひ2期を作って頂きたいものだ。

2012年2月11日 (土)

男子高校生の日常

設定=2

話 =2

作画=3

演出=3

キャラ=4

声優=4

 

ショートストーリーで構成されるギャグ物で、奇抜な設定や

縦軸のストーリーは一切無い。

正直言ってしまうと、ギャグのネタ・演出のキレは凡庸なレベルだ。

 

それゆえ、本作の見どころはキャラ&声優ということになる。

しかし、注目すべきは男子ではなく、女子キャラだろう。

 

まずは、悠木碧演じるりんごちゃんを挙げたい。

空気読めない+暴走系のキャラで、比較的ありがちな感もあるが、

悠木が演じるところに価値がある。

悠木は、どちらかというと元気・静か・重い系のキャラが多いが、

りんごちゃんのようなキャラを演らせても、非常に面白い味がある。

悠木からはしばらく目が離せないな。

 

そして本編以上に面白いのが「女子校生は異常」だ。

なにが良いかといえば、やはりそのキャラの異常ぶりだろう。

 

特筆すべきは、ヤナギン役の小林ゆうのブッちぎった演技だ。

小林は重い系の女性や少年で定評があるが、本作では

キ○ガイかと思うような怪演を見せてくれる。

この系統のキャラとしては、荒川アンダーザブリッジのアマゾネスが

挙げられるが、本作のヤナギンはその遥か上をいっている。

小林ゆうも、まだまだ奥がありそうで、今後が楽しみだ。

 

そして忘れてはならないのが、生島役の斎藤千和だ。

斎藤のベテランらしい演技は、安心して見ることができる。

本作では凶暴な女子を演じているが、こういったキャラは比較的少ないと

思うのだが、非常に上手くこなしている。

 

余談だが、せっかく日笠をつれてきたのに、ほとんどしゃべらないので

もったいないなぁ。

2012年2月 8日 (水)

喜多村英梨

最初に遭遇したのは、LAST EXILEのタチアナ・ヴィスラで、

これが喜多村のデビューだそうだ。

 

もちろんその時は「知らない若手声優」ぐらいの認識で、

その後のBLOOD+と瀬戸の花嫁でクールビューティーの役を演ったので、

静か・思い系がメインの声優だと理解をした。

 

しかし、2011年の怒涛のような量を見せられて、認識を完全に改めた。

喜多村は熱血から重いまでほとんどなんでもこなせるオールラウンダーだ。

 

もちろん、幅が広いだけじゃなく、演技力についても申し分がない。

(おまけに歌も歌える)

今一番オイシイ声優の一人だと断言できるだろう。

 

2012年も、メインも脇も数多くこなしているので、存分に堪能しよう。

たまゆら~hitotose~

設定=3

話 =2

作画=3

演出=4

キャラ=4

声優=4

 

設定もお話しも、目を見張るようなものは無い。

が、全体をやさしいトーンでまとめた良作だ。

 

というわけで、本作はその雰囲気を楽しむのが正しい鑑賞方法だと思う。

瀬戸内を舞台に、4人の女の子の日常をおだやかなタッチで描いていて、

ゆったりと流れるストーリーがたいへん心地良い。

 

ストーリー的に凄い仕掛けが無い分、キャラクターを楽しむのがメインになるのだが、

声優の好演もあって、なかなか楽しませてくれる。

主人公の沢渡楓を竹達彩奈が演じているが、普段おてんばが多い竹達としては

珍しい、静かで優しいキャラクターだ。

阿澄佳奈演じる塙かおるは、阿澄としては珍しく落ち着きと分別のある4人の

まとめ役だ。

そして井口裕香演じる岡崎のりえだが、井口の他のキャラ以上にハイテンションで、

一歩間違えると浮きかねないレベルだが、ギリギリのところで良い味を出している。

井口はありきたりな声優かと思っていたけど、本作の岡崎のりえやまよチキ!の

近衛スバルなどで、なかなか芸達者なところを見せてくれた。

 

その他にも、楓の母に緒方恵美、楓の祖母に松尾佳子といったベテランを配していて、

往年の声優ファンを楽しませてくれる。

(ちなみに松尾佳子は、ザンボット3の神北恵子・母をたずねて三千里のマルコ・

ふしぎな島のフローネのフローネを演じたベテランだ)

 

あと、麻音の両親として、古川登志夫と平野文が夫婦役で配されていたことに

特別な意味を感じてしまうのは、自分だけだろうか(笑)。

2012年2月 6日 (月)

アクエリオンEVOL

設定=1

話 =2(仮)

作画=4

演出=2

キャラ=3

声優=4

前作を見てないので、EVOL単体での感想ってことで。

 

まず正直な感想は、ひじょうにチグハグな印象を受けたってことかな。

ストーリーっていうか流れとしてはシリアスなものを目指しているようなんだけど、

「合体」を全面に押し出してる設定はギャグとしてしか受け取れない。

そのため、マジ・ギャグのどっちつかずって感が否めない。

ま、まだ1ヶ月しか見てないから、もしかするとストーリー的に大化けするかも

しれないけど、とりあえず過度な期待はしないでおこう。

 

この作品に限ったことじゃないんだけど、最近のロボット物は押し並べて

「戦闘」は描けているけど「戦争」が描けてない作品が多いんだよね。

(特に最近のガンダムとか)

おそらく戦争が描けていたロボットアニメは、80年代のサンライズ作品ぐらいしか、

ないんじゃなかろうか。(まっとうな戦争物が見たいもんだ)

  

あと演出については、手描きの部分は良いんだけど、ロボットのCGが

大変残念なことになっている。

CGを使うと軽い感じになりがちだけど、本作はそれが特に顕著だ。

銀翼のファムみたいに戦艦とかをCGで描く分には、あまり不都合はないんだけど、

ことロボットを動かすとなると、その軽さがたいへん目立つ。

例を挙げると、ボトムズの「野望のルーツ」と「ペールゼンファイルズ」のATの動きを

見比べればその差は歴然だ。

手描きだと、カット割りやパースによるメカの歪みというかデフォルメを表現することが

できるんだけど、CGだとそれができない。だから動きとしては正しいんだけど、

味が出ない。

その昔、金田伊功の作画は金田アクションとか金田パースとか言ってもてはやされたけど、

あれは手描きじゃなきゃできない芸当だったな。

 

本作の見どころとして、声優はふれておかねばなるまい。

主役とヒロインは梶裕貴と茅野愛衣のゴールデンコンビだ。

梶裕貴もここんとこものすごい量の作品に出てるけど、茅野愛衣の出撃数は

驚愕に値する。

茅野愛衣は、声質としてはあまり特徴というか個性が薄いように感じるんだけど、

逆にクセが無い分使いやすいのかもしれない。演技力は申し分無いしね。

 

その他もオイシイ声優が出てるけど、トピックスとしては丹下桜が出ていることだろう。

直近だとSKET DANCEのレミ先生で出てたけど、実に10年もの空白があったから、

久しぶりに聞く声は感慨深いものがあるなぁ。

(少し釘宮理恵に声が似ていると思うのは自分だけだろうか…)

丹下はやはり、ローティーンか子供を演らせるのが正しい使い方だと思うので、

本作では10年ぶりの丹下桜の本領を堪能しよう!

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